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コラムニスト (大阪府) |
吃音克服の方法~吃音にまつわるビリーフの構造図その2前回のメールでビリーフの構造図を紹介致しました。 いくつかの層がありビリーフを形成しているということをお伝えしま
した。
今回は、その中で一番コアになっているビリーフについてお教えして
いきたいと思います。
コアビリーフはもちろん人それぞれ異なり、影響には強弱があります。
ただ、どんな人でも持っているコアなビリーフがあります。
それは、「見捨てられる不安」です。
「見捨てられる不安」とは、主に親から見捨てられる不安であり、人
間が成長の中で原初に持つ不安です。
赤ん坊の頃、どんなに愛情一杯に育っていても、私たちの中では、お
母さんから捨てられたらどうしよう?!という原初的な不安を強く持つ
ようになります。
人間は初期には周囲からの援助を求める思いを中心発達し、その後自
分で自分のことを行う独立達成行動を中心に成長します。
ただ、不適切な育児などでそのバランスが崩れると見捨てられ不安が
強く支配するようになります。
神様のように完璧な親御さんも存在しませんので、基本的には少なか
らず誰でも不安を持ちます。
私たちは、その不安を何かによって埋めることをします。それが泣い
たり、ぐずったり、甘えたり、また、吃音に関して言えば、原初的な言
葉の乱れで親の注意を惹いたり、という行動であったりするわけです。
“言葉の乱れ”自体は誰にでもありますが、見捨てられ不安から逃れ
るために“利用”されてしまうのです。
(だからそもそも“どもり”そのものは悪ではないのです。)
ただ、その行動で気を惹くことも最初は良いですが、結局それは「こ
の子、おかしくなっちゃったの?大丈夫なの?」という怪訝な注意であ
り、純粋な愛情ではありません。
親からも「ちゃんとゆっくり話しなさい」と指摘されるようになりま
す。
そのうち、
「私は変なの?」
「いや、私じゃない、この言葉だ、そうだこの言葉が変なのだ。」
→「私の言葉は変なのだ」
と自分を納得させようとします。
そして、幼稚園や小学校にあがる頃に周囲から指摘をされ
「~~ちゃんはどもりだ!」
「私はどもり、なんだ」(←どもりの診断と受け入れ)
となり、いわゆるどもりになってしまうわけです。
これがどもりの背後にある深層の構造です。
どもりを克服するためにはこの深層の構造にも切り込む必要がありま
す。
コアビリーフにアプローチできれば、細かな問題は収まっていき、克
服が見えてきます。
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