ヒプノセラピー(催眠療法)は、脳がリラックスしている状態を示すアルファ波に入った催眠状態に入って頂き、過去のトラウマを解放してゆくことで積極的にプラスに書き換え、、疲れた心を癒し、あなたが本来持つ輝きを取り戻し自己の尊厳を高め(セルフエスティーム)、自己実現を促すセラピーです。
催眠と聞くと、テレビの催眠術ショーなどの影響で、催眠をかけられると自分の意識が無くなり自分の意思とは関係なく何かをされたり、怪しい新興宗教 のマインドコントロール(洗脳)を髣髴とさせるような、セラピストの意のままに操られるイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、それは、テレ ビやドラマ・小説の中だけのお話です。
催眠状態で「犬になれ」と言われても、決してテレビの中の芸人のように犬のような振る舞いをすることはありません。なぜなら、彼らは、犬になることを受け入れただけなのです。
実際に催眠状態に入って、いきなり「逆立ちをしなさい」と言われてもほとんどの人はギョッとするだけです。つまり、催眠状態とは、それだけ日常的に何度も経験している状態なのです。
催眠状態は、とてもリラックスした状態ですが、ご自身の思考はとても鋭く、洞察力も上がります。ですから、ご自身が受け入れ難いと思うことに関しては、自由意志により拒否することが出来る心理状態となります。
催眠状態は、変性意識状態、つまりトランス状態とも言われます。
もっと厳密に言いますと、トランス(恍惚)状態は、催眠状態よりももっと深いレベルでの意識状態を指します。
変性意識状態というと、なかなかそんな状態になれないように思われがちですが、実は、変性意識状態は日常の中でたくさん経験している状態なのです。
例えば、車を運転している時は特に変性意識(トランス)に入りやすい状態です。
初心者運転でない限り、体は車を運転することに慣れており、それこそ「無意識に」アクセルを踏んだり信号を見たり、歩行者や何台先の車の様子を見ていま す。また、高速道路などでは、一般道と違い信号も無く道もまっすぐであることが多いため、変性意識(トランス)に入りやすく、眠くなるのはこのためなので す。
また、何かに集中していて、声をかけられても気付かなかったり、寝食を忘れて熱中してしまった経験はありませんか?これも、変性意識状態のひとつなのです。
催眠状態は、とても深い心地よいリラックスに誘いますが、意識ははっきりとしていて、セラピストの質問にも答えることが出来ますし、ご自身の意思に反する嫌なことにはご自身の意思で拒否することも出来ます。ですから、セラピストの言いなりになることは決してありません。
このような状態であるため、「わたしは催眠にかからなかった!」「わたしは催眠にかかりにくい」と主張する方も多いのです。催眠は、まだまだ誤解の多い分野だということをこの言葉が如実にあらわしています。催眠についての正しい事実については、「ヒプノセラピーの正しい事実」にてご紹介しておりますので、宜しければご覧下さいませ。
また、催眠状態では、心理的・生理的にも変化が起こります。
心理的には、心の緊張が解れ、心の奥底に隠していた、忘れていたはずの感情や、トラウマの記憶を思い出しやすい状態になります。
生理的には、リラックス状態に入ることから、副交感神経が優位になりホッとする時間を持つためか、バランスを崩してしまった部分が正常なバランスな状態に戻る傾向にあると言われています。
催眠状態に入り、ホッと一息つけるリラックスする時間・・・・
ヒプノセラピーは、このようなリラックスした状態を利用した心理療法なのです。
実際に、米国医師会では、1958年に催眠を許可し、現在アメリカでは数多くの医師が催眠療法を習得し、通常の医療行為の中で大いに役立てています。そして色々な分野で活用されています。
催眠はご本人の意志、つまり自由意志による自己催眠です。
セラピストが催眠をかけるものではなく、セラピストは言うなれば、バスのツアーでいうバスガイドのような役割で、あなたをスムーズに催眠状態に導き、ガイドしているだけなのです。
私のバスに乗る乗らないはあなた次第ということなのです。
せっかくですから、あなた自身に催眠に入る許可を与えてくださいね。